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ルラボ シティエクスクルーシブ2024|新作コリアンドル39&全17種の香りを紹介

 

こんにちは。Mr.Fragrance(@MrFragrance_jp)です。

今回は、1年で1ヶ月間だけ、各国の都市限定の香りが販売されるシティエクスクルーシブについて取り上げてみます。

香水界隈では、すっかり年一度の定番行事のようなムードになってきていますが、また今年も新しい香りが追加され全17種類がラインナップされています。

今年もシティエクスクルーシブから新作が出まして、作品名はコリアンドル39。メキシコ限定の香りです。

僕もつい先日、青山店まで試しに行ったので、この機会に香りを紹介できればと思います。

City Exclusives (シティ エクスクルーシブ) について

出典:https://www.georgetowndc.com/

 

ルラボのシティエクスクルーシブは簡単にいうと、その都市でしか買えない限定の香りです。

価格も通常ラインより高めの設定で、15ml ¥22,110、50ml ¥48,730、100ml ¥70,180と1.5倍以上の価格差があります。

そのプレミアムな都市限定の香りが、1ヶ月だけ全て買えるようになる期間があり香水界隈ではお祭りのようなムードになります。

2024年の開催期間は、9月1日〜9月30日までの1ヶ月間。

近年ルラボの知名度が大分上がってきているので、ファッション好きをはじめ香水界隈にいない方にも、シティエクスクルーシブの存在が大分浸透しつつあるように感じています。

それでは、シティエクスクルーシブのそれぞれの香りについて簡単な紹介と、新作について取り上げてみようと思います!

 

ルラボ シティエクスクルーシブ 2024|新作コリアンドル39&全17種の香りを紹介

出典:https://www.prestigeonline.com/

 

2024 New!コリアンドル39(メキシコ)|CORIANDRE 39

ー はじめに新作を紹介します。オープニングはパクチーなど青々しいハーブの爽やかさ、コリアンダーのスパイシーさが際立つスッキリとした香りです。日本のじめっとした気候にぴったりの爽快な気分にさせてくれるような香りで個性も感じられました。シティエクスクルーシブ全作品の中で3番目に好きな香りでした。

調香師は、ダフネ・ブジェ氏。

ミルラ 55 (上海)|MYRRHE 55

ー ハーブの甘さ(リコリス)の香りに、ジャスミンが重なる、くすみ感のあるお香のような香り。ルラボらしさを感じられる香り。2023年発売。

調香師はジバンシィのランテルディなどを手がけたダフネ・ブジェ氏。

ガイアック 10 (東京)|GAIAC 10

ー 言わずもがな一番人気の香り。シダーウッドのドライな木の香りをベースとしながら、スキンフレグランスのような淡い香りたちが特徴。清潔感のあるウッディムスク。

調香師はアニック・メナード氏。僕も大好きなディオールのボアダルジャンを手がけた方です。

ヴァニーユ 44 (パリ)|VANILLE 44

ー バニラにお香やガイアックウッドの香りを重ねた、ウッディバニラの香り。甘すぎず強すぎないバニラが好きな方におすすめ。

調香師はミスターブルガリ、アルベルト・モリヤス氏。

 

セドラ 37 (ベルリン)|CEDRAT 37

ー レモンの原種と言われるウッディさを含む柑橘セドラをメインとした香り。セドラのピリリとした香りを引き立てるジンジャーとのアコードが美しい。

調香師は、ダフネ・ブジェ氏。

タバ 28 (マイアミ)|TABAC 28

ー リアルなシガーの香りに、ウッディスモーキーなガイアックウッド、色気のあるラムの香りを重ねた重厚感のある香り。香水好きに大人気の香りです。

調香師は、キリアンのローゼズオンアイスなどを手がけたフランク・フォルクル氏。

ムース ド シェーヌ 30 (アムステルダム)|MOUSSE DE CHENE 30

ー モスやパチュリが香るアーシー(土っぽい)香りに、シナモンがアクセントに効いたミステリアスな香り。シティエクスクルーシブで一番複雑で個性を感じました。

調香師はダフネ・ブジェ氏。

シトロン 28 (ソウル)|CITRON 28

ー シトロンという表題ですが、香りはジャスミンをベースとしたホワイトフローラル。こちらも優しいムスクが常に背後に香るので割と好きな人は多いと思います。

調香師は、ダフネ・ブジェ氏。

 

ムスク 25 (ロサンゼルス)|MUSC 25

ー アナザー13などルラボが大好きな淡いムスクをベースとした香りに、石鹸の香りのようなアルデヒドのノートが重なる優しめの香り。

調香師はフランク・フォルクル氏。

チュベローズ 40 (ニューヨーク)|TUBEREUSE 40

ー チュベローズの香料は実はコンソメのような濃密で厚みのある香りですが、こちらはシトラスの香りも効いた爽やかな香調です。女性的な爽やかな香りが好きな方におすすめ。

調香師は、アルベルト・モリヤス氏。

ビガラード 18 (ホンコン)|BIGARADE 18

ー ビガラードは苦味のあるオレンジのことですが、こちらはネロリをメインに効かせた香り。爽やかなスパイシーさや丸みのあるシトラスの香りを楽しめる爽やかな香りです。

調香師は、ダフネ・ブジェ氏。

ポアブル 23 (ロンドン)|POIVRE 23

ー コショウを表題にした作品で、スパイシーな香りにバニラやアンバー、お香のような香りなど温かみのある香りが重なる重ためな香調。

調香師はジバンシィのプチママンなどを手がけたナタリー・ローソン氏。

ベ ローズ 26 (シカゴ)|BAIE ROSE 26

ー アルデヒド×ローズでバラ石鹸のような雰囲気の香りです。トップはピンクペッパーの効いたフルーティスパイシー徐々にムスク感が増していきます。

調香師はフランク・フォルクル氏。

アルデヒド 44 (ダラス)|ALDEHYDE 44

ー こちらもルラボが好きなアルデヒドとムスクの香り。ルラボのムスクやウッディさも感じるので、高級感のある石鹸の香りのような雰囲気。

調香師は、ジョーマローンのイングリッシュ&ヘーゼルナッツなどを手がけたヤン・ヴァスニエ。

リメット 37 (サンフランシスコ)|LIMETTE 37

ー やや苦味を含んだライムの香りを中心としたシトラスにアロマティックなプチグレンなどを合わせたシトラスグリーンの香り。肌への残りもまずまずで、長持ちするシトラス香水をお求めの方におすすめ。

調香師はフランク・フォルクル氏。

キュイール 28 (ドバイ)|CUIR 28

ー ドバイの香りということだけあってウッディでレザリーでアーシー(土っぽい)で重ための香り。後から温かみのある甘さも出てくる厚みがあってリッチな構成です。

調香師は、ナタリー・ローソン氏。

 

ベンゾイン19 (モスクワ)|BENJOIN 19

ー 温かみのあるアンバー調の香りで、アンバーウッディな香り。オリバナムの酸味で重すぎず、静かで落ち着きのある香りにまとまっています。寝香水におすすめしたい。

調香師はフランク・フォルクル氏。

 

まとめ

今回は、毎年話題になるルラボのシティエクスクルーシブについて取り上げてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

YouTubeでシティエクスクルーシブを試しにいく旨のコメントを頂いたりしてるので、結構注目度も高くなってきている気がしています。

香水砂漠とまで言われていた日本も最近香水ブームとまで言われるように、なってきているので文化として根付いていって欲しいなと願っています。

 

ちなみに僕の個人的な好みで言うと、ムスク25、キュイール28、コリアンドル39でした!

通常ラインだと新作のラヴァンド31すごく良かったです。(正直こっちの方が欲しい)

 

値上げもすごいので、中々簡単に手に入るものではありませんが、大事に長く使う香りを吟味して買う楽しみを噛み締めて今後もマイペースに香水買っていこうと思いました。

また、みなさんにたくさん香水の紹介を続けていければと思います。

最後まで、お読み頂きありがとうございました。

 

記事について分からないことや香水について知りたいことなどありましたら是非Twitter(@MrFragrance_jp)または、コメント欄にリプライを送って下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

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