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こんにちは。Mr.Fragrance(@MrFragrance_jp)です。
最近SNSでも香水を使う男性が凄く増えてきているのを感じていて、僕自身とても嬉しく思っています。
5〜6年前は考えられなかったことだと思います。
先日新宿の伊勢丹に行ってきたのですが、香水の販売エリアはお客さんで溢れ、中には熱心に販売員さんの話を聞く男性客の姿もちらほら見かけられました。
そんな中で、特に男性客の注目を引くブランドがペンハリガンではないかなと思います。
ということで今回は僕も最も好きな香水ブランドの一つである、ペンハリガンの香水を紹介しいきます。
まずはペンハリガンというブランドについて少し紹介してみます。
Penhaligon’s(ペンハリガン)とは
出典:PENHALIGON’S
ペンハリガンは1870年にウィリアム・ヘンリー・ペンハリガンが創業したイギリスの老舗香水ブランドです。
トレードマークは、このキャップ部分にある蝶ネクタイ風のリボン。
もともと創業者のペンハリガンは理容師で、理容師及び調香師としてヴィクトリア女王に仕えていました。
1903年に初めてロイヤルワラント(英国王室御用達)を獲得、現在はエディンバラ公とプリンス・オブ・ウェールズ2つのロイヤルワラントを保有しています。
男性向けの高級美容院をルーツに持つブランドということでメンズ香水に名作が多く、伝統的な香りを大切にしている印象があります。
最近では大ヒットとなったポートレートコレクション(貴族の裏の人間模様を香水で表現)など挑戦的な作品も数多く作っています。
前述したポートレートコレクションのヒットや、近年メゾンフレグランスが注目され始めていることも相まってペンハリガンの名前を聞くことが多くなったと思います。
次はランキングの前にペンハリガンの代表作を紹介します。
【ペンハリガンの代表作】 ブレナムブーケ EDT
出典:PENHALIGON’S
最初に番外編としてペンハリガンの代表作として名高いブレナムブーケを紹介します。
ブレナムブーケは、ペンハリガンのメンズ香水として今も定番の香りとして人気がありますが、なんと100年以上前の1902年に発表された香りです。
ブレナムブーケの歴史は約100年前、戦争で活躍したマールボロ公爵のためにペンハリガンがブレナム宮殿で調香したことに由来します。
近年ではイギリスの首相であった、ウィンストン・チャーチル愛用の香水としても有名です。
【香り】
始まりは柑橘の香りで、レモンとライムの香りがツンときます。
爽やかでアロマかと思うほどナチュラルな香りから、すぐにスパイシーなブラックペッパーの香りとパイン(松の木)の森林浴をしているかのようなグリーン調の香りがぐっと押し寄せてきます。
ラストはムスクがほのかに香り香りの持続力を高めてくれています。
爽やかさもありつつ、キリッとした表情が大人な印象や、他の香水に出せないような気品やフォーマルな雰囲気を感じさせます。
20代の頃は少し背伸びしてつけて、30代、40代と愛用し続けていけるような生涯にわたって寄り添える普遍的な香りだと思います。
すべての男性に一度は試して欲しい伝統的な名香です。
次に僕が個人的におすすめする5つの香りを紹介します。
No.5 ペンハリガン ジュニパー スリング オードトワレ/Penhaligon’s Juniper Sling Eau de Toilette
トップ:シナモン、オレンジブランデー、アンゼリカ、ジュニパーベリー
ミドル:カルダモン、レザー、ブラックペッパー、イリスウッド、
ラスト:ブラウンシュガー、ブラックチェリー、ベチバー、アンブロックス
調香師:オリビエ・クリスプ
ジュニパースリングはお酒のドライ・ジンから着想を得て作られたイギリスらしい粋な香りです。
付けたてはジュニパーベリーのツンとくるキレのある香りに、シナモンやオレンジブランデー、アンジェリカなどが加わり、スパイシーさとキレのあるジンの雰囲気を存分に感じることが出来ます。
しばらくすると、僕の感覚ではグリーン調の香りを強く感じ、ベチバーやイリスウッドの香りが出てきて大地のようなウッディノートが際立ちます。
ラストはアンバーやブラウンシュガーの甘みが加わりベースはジンっぽいのですが、トップからミドルで感じたツンとした感じがなくて心地よい柔らく香ります。
残り香は、どことなくブルガリプールオムのような紅茶のようなノートも感じられるような気がします。
香りの持ちが悪いという話も聞きますが、僕が肌ののせした場合にはトップからミドルまでの香りの展開はあっという間ですが、ラストの淡い甘みが2時間くらいは残っています。
最後あたりに淡く甘いジンのような香りが続くのが堪らなく好きで、ペンハリガンのオリジナリティ溢れる香りの一つです。
この香りをさり気なく使いこなせる人は個人的にとてもお洒落だなと思います。
No.4 ペンハリガン サルトリアル オードトワレ/Penhaligon’s Sartorial Eau de Toilette
出典:PENHALIGON’S
サルトリアルという名前はイタリア語で「仕立て屋」を意味する言葉。
このペンハリガンのサルトリアルもイギリスの背広の語源にもなったと言われているサビルロウストリートという高級スーツのテイラーが名を連ねる通りにあるノートン&サンズのアトリエにインスパイアされて作られた香りです。
香りは正統派なフゼアといった感じで、クラシックで洗練された印象。
発売自体は2010年と割と新しい香水ですが、黒いラベルに金色の印字、薄く黄色がかった液体の色からも正統派英国スーツのようなクラシックな雰囲気がひしひしと伝わってきます。
前述した”フゼア”とは香調の種類の一つで、ラベンダーやオークモス、クマリンという桜餅の葉のような香りをした合成香料をメインに構成されたいわゆる男性らしさを象徴するような香調です。
付けてすぐはキリッとしたメタリックノートやブラックペッパーのスパイシーな香りがして緊張感を感じるようなかっちりとした雰囲気。
しばらくすると男らしい香りの中にも柔らかな印象が増していき、スモークのかかったような煙たさの中にラベンダーのアロマティックで優しい香りを感じます。
最後は香りはウッディで淡い甘さをも感じながら消えていきます。
サルトリアルは、上手く使いこなすと他の香水では表現出来ないようなダンディな雰囲気を纏えるのではないかと考えています。
スーツに拘りを持つ方に是非一度は身につけて欲しい香水です。
No.3 ペンハリガン ローイング ラドクリフ オードパルファム/Penhaligon’s Roaring Radcliff Eau de Parfum
この香りは僕がペンハリガンの高級ラインにあたるポートレートコレクション全ての香りを試して一番惹かれた香りです。
華やかで社交的な反面ミステリアスな一面を秘める貴族、ラドクリフをイメージして作られた香りで、甘いラムや煙いタバコが香る深くクセになる香りとなっています。
トップのジンジャーのスッとする香りから、ラムとハニーの甘さにタバコの煙さ(スモーキー)が交じることにより調和のとれた色気のある香りに変化していきます。
ラストはタバコの煙さが薄れてくると、少しパウダリーで甘いエレガントな香りに落ち着きます。
意外性のある香りで、香水好きの方にも愛用者の多い香りなのでぜひ気になる方は試してみてください。
No.2 ペンハリガン エンディミオン コンサントレ オードパルファン/Penhaligon’s Endymion Concentre Eau de Parfum
出典:PENHALIGON’S
ペンハリガンには2003年に作られた、エンディミオンという名作があります。
その名作のエンディミオンをより深くラグジュアリーに仕上げたのが今作のエンディミオンコンサントレになります。
発売は2016年。
男性的なセージやラベンダーのアロマティックな香りから始まり、次第に温かみを感じるスエードに深みのある、レザーノートが出てきます。
ラストにはスモーキーなお香のような香りとほのかな甘みがのこります。
しっかり香りますし長持ちしますが、どっしりし過ぎないので普段使いもできます。
エンディミオン コロンよりレザーのノートが強調されることで、よりカッコよくモダンで深みのある香りに仕上がっており、
ぱっと嗅ぐとメンズ香水として馴染みのある香りを連想しますが、ペンハリガンの気品や特徴も感じられるとてもいい香りです。
香りの印象は20代後半から40代前半の男性をイメージしました。
No.1 ペンハリガン オーパス 1870 オードトワレ/Penhaligon’s Opus 1870 Eau de Toilette
出典:PENHALIGON’S
オーパスの香りはひとことで表現すると、男性のためのバラ香水。
オーパスは、ラテン語で『偉業』という意味で、この香りはまさに偉業という名にふさわしい香水だと確信しています。
決して派手ではなく端正な出で立ちながら、内から溢れ出るオーラを感じる。そんな静かで存在感のある香りです。
ブラックペッパーのキリッとした立ち上がりから、ローズの香りにスモーキーなお香のような香りが混じり、じんわりと温かみのある香りに変化してきます。
中盤以降からは、ウッディベースの中にローズの香りと、スモーキーなお香の香り、シナモンのスパイス感がバランスよく混ざり合いカッコいいローズの香りが長く続いてくれます。
このアロマに出せないオーパスの複雑なノートは、やっぱり香水っていいなと思わせてくれます。
言葉で説明しきれない良さがたくさん見つかるので、オーパスの香りはぜひ皆さんにも体感して頂きたいです。
まとめ
今回はペンハリガンの香水を紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
ペンハリガンの香水は紳士のための香水といった感じで個人的にとても好きなブランドです。
ペンハリガンの香水は最初はピンとこなくても使っているうちに次第に良さが見えてくるものが多いように感じます。
女性にも人気のあるブランドですが、男性の皆さんに使って頂きたい香水がたくさん揃っているので、是非お試しください。
記事について分からないことや香水について知りたいことなどありましたら是非Twitter(@MrFragrance_jp)
または、コメント欄にリプライを送って下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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エルメスの庭シリーズ試したいんですが、おすすめとかありますか?
コメントありがとうございます。
僕の一番のおすすめは李氏の庭です。
つけ始めは柑橘の香りがツンときますが、しばらくしてから香ってくる色っぽい香りがとても心地よく優しく香ります。
また、李氏の庭は香水のアカデミー賞といわれているFiFiアワードにおいてフランスで地上初の男女両方の部門でダブル受賞を達成した香りでもあります。
是非一度お試し頂きたいです。
もう一つは地中海の庭です。
地中海の庭はいちじくの香料が使われた香水で、ナチュラルで丸みのある優しい甘さが特徴的です。
こちらも付けたてすぐは少しツンとくる柑橘系の香りがあるので、しばらくしてからの香りまでお試しして頂きたい香りです。
そして一番人気があるのはナイルの庭です。
日本でもとても人気があって僕も好きな香りです。
一番万人受けする香りなので、ゆーやさんもお好きな香りである可能性は一番高いと思います。
僕からは3つおすすめします。
今一番好きなのは李氏の庭です。
参考にして頂けると幸いです。
ナイルの庭がオススメですよ❗️