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こんにちは。Mr.Fragrance（@MrFragrance_jp）です。
今まで試した”お茶系香水”から、おすすめしたい香りを10個選んでみました。
お手頃価格の名作も加えたので興味がある方はぜひ参考にしてみて下さい。
それでは早速、紹介していきます。
お茶系香水ランキング｜試してみた中でのベスト香り10選レビュー
No.10 トミーヒルフィガー トミーガール オードトワレ｜Tommy Hilfiger Tommy Girl Eau de Toilette
トップ：グレープフルーツ、クランベリー
ミドル：イエローローズ、グリーンパイナップル
ラスト：レッドメープルウッド、コットンウッド
調香師：Calice Becker（カリス ベッカー）
おすすめの1つ目の香水は、トミーヒルフィガーの「トミーガール」です。
この香水は紅茶の香りがします。
世界香水ガイドを執筆した臭覚研究者であるルカトゥリンさんは、
「トミーガールほど値段の安さゆえに不当な評価を得ている香水はない」とまで述べ、最高の評価を付けています。
トップは爽やかなシトラスに、バラを思わせるフローラルの香りが広がります。フローラルやシトラスの香りは控えめで、次第に紅茶の香りが際立ちます。
汎用性が高く、オフィスや日常使いに最適な作品です。
30mlが約2000円で販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
No.9 ブルガリ プールオム オードトワレ｜ BVLGARI POUR HOMME Eau de Toilette
調香師：Jacques Cavallier（ジャック キャバリエ）
おすすめの2つ目の香水は、ブルガリの「プールオム」です。
世界三大調香師と評されるジャック・キャバリエが手がけ、爽やかで奥行きのあるダージリンティーの香りが特徴です。
長い期間安売りされていた事もあって過小評価されがちですが、技術の詰まった凄い香水です。
一時期ネット通販で3000円(100ml)くらいで販売されていた事もありましたが、その後5000円まで上がり、今では定価に近い約12000円まで値上がりしています。
この香りは有名なだけあって、避けられるのが惜しいです。ファッションフレグランスの中で、僕はこれがナンバーワンだと思います。
No.8 キリアン バンブーハーモニー オードパルファム｜Kilian Bamboo Harmony Eau de Parfum
出典：三越伊勢丹のブランドコスメ・デパコス・化粧品・ビューティー通販meeco（ミーコ）
キーノート：ビガラード、ミモザ、ホワイトティーリーブス
調香師：調香師：Calice Becker（カリス・ベッカー）
おすすめの3つ目の香水は、キリアンの「バンブーハーモニー」です。
「バンブー」とは竹のことであり、「バンブーハーモニー」とは日本語で「竹の調和」という意味になります。
日本最古の物語「竹取物語」の”かぐや姫”から着想を得て作られた作品です。
グリーンな青い竹の香りに、ホワイトティーが調和する心地良い香りに仕上がっています。
ちょっとチカチカする竹特有の青さを感じる香りに好き嫌いが分かれるかもしれませんが、全体的にはフレッシュで非常に扱いやすい香りです。
キリアン パリ バンブー ハーモニー オード パルファム 50mL
No.7 ディオール メゾンクリスチャンディオール テカシミア｜Dior MAISON CHRISTIAN DIOR The Cachemire
出典：https://www.dior.com/ja_jp/beauty/products/%E3%83%86-%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%9F%E3%82%A2-Y0744427.html
調香師：François Demachy（フランソワ・ドゥマシー）
おすすめの4つ目の香水は、ディオールの「テカシミア」です。
“カシミアのセーターに包まれながら、温かいお茶を味わう心地よい感覚を香りに翻訳したフレグランス”
ディオールのこの表現を聞いただけで惹かれる作品で、実際の香りも柔らかく香るホワイトティーの香りです。
ベルガモットなどシトラスのフレシュな香りから始まり、ホワイトティーの香りがしっとり長く続きます。
とても良い香りで年中使えます。
No.6 ミラーハリス ティートニック オードパルファム｜Miller Harris Tea Tonique Eau de Parfum
トップ：イタリアン ベルガモット 、プチグレン 、レモン
ミドル：スモーキー ティー 、ナツメグ
ラスト：マテ アブソリュート、 バーチ タール、ムスク
調香師：Lyn Harris（リン・ハリス）、 Mathieu Nardin（マチュー・ナルダン）
おすすめの5つ目の香水は、ミラーハリスの「ティートニック」です。
ミラーハリスらしいボタニカルな印象の作品になっています。
苦味を感じるグリーン調のシトラスと、マテ茶のようなスモーキーな茶葉の香りが重なるアロマティックさを感じます。
スーッとするハーブのような爽やかさが冷たい紅茶を連想させます。
残り香の香りがとても綺麗で、消える瞬間まで楽しめる作品です。
春夏におすすめの爽やかな香調に仕上がっています。
No.5 ゲラン ネロリウートルノワ オードパルファム｜GUERLAIN Néroli Outrenoir Eau de Parfum
調香師：Delphine Jelk（デルフィーヌ・ジェルク）
おすすめの6つ目の香水は、ゲランの「ネロリウートルノワ」です。
爽やかでほのかに甘いネロリと、深いスモークティーの香りが合わさる、紅茶とフローラルの上品で厚みのある香りです。
テアズーラとも近い香りがするけど、スモークティーが効いていて、こちらが明らかに深くてコクがあるなと感じます。
調香師はデルフィーヌ・ジェルク氏。
モンゲランやイリストレフィエなどゲランの香水をたくさん調香している調香師です。
香りの完成度の高さをひしひしと感じました。まだ怖くて全然踏み入れていませんがゲラン沼がある理由が分かる気がします。
ちなみにネロリウートルノワは、「ラール エラ マティエール コレクション」の一つです。このコレクションでは、キャップを自分だけの組み合わせでパーソナライズすることができます。
パーソナライズ出来るところ
・キャップ上部のプレート
・キャップに巻かれたコード&ゲランロゴのシーリングスタンプ
パターンの数が凄いので自分だけの組み合わせが作れる特別感が良いなと良いました。
ボトルには好きな文字の刻印も出来ます。
GUERLAIN Néroli Outrenoir Eau de Parfum
No.4 ザハウスオブウード ザタイム オードパルファム｜The House of Oud THE TIME Eau de Parfum
トップ：ベルガモット / ニガヨモギ / ブルーカモミール
ミドル：ブルーティー / バーベナ
ラスト：シダーウッド / ムスク / アンバー /ブラックティー
調香師：Cristian Calabro（クリスチャン・カラブロ）
おすすめの7つ目の香水は、ザハウスオブウードの「ザタイム」です。
日本の茶道に着想を得た紅茶系の香水となっています。
ザタイムを調香したクリスチャン・カラブロ氏は、ザハウスオブウードや海外で人気のあるBois 1920の香水をたくさん手掛けている調香師です。
香りは、涼しげなシトラスやハーブの香りに、スモーキーなブラックティーを合わせた、深みのある上品な紅茶の香りです。
爽やかながら香り持ちが良く、付け直しが苦手な方にもおすすめな春夏の暖かい季節にぴったりです。
ボトルはひとつひとつが手作業でペイントされているので、自分だけの柄が手に入るのも魅力だと思います。
The House of Oud | オードパルファム ザタイム｜現在
No.3 アールフレグランス ティーブレイク オードパルファン｜R fragrance Tea Break Eau de Parfum
トップ：ベルガモット
ミドル：アールグレイティー、ダージリンティー、ローズ
ラスト：シュガー
調香師：村井千尋
おすすめの8つ目の香水は、アールフレグランスの「ティーブレイク」です。
京都・東山にある長楽館のアフタヌーンティーをイメージして作られた作品となっています。
甘くてリアルな紅茶の香りを探している方におすすめの香水です。
紅茶系の香水と紹介されていても、意外と紅茶の香りがしないものが多いなと感じてる方も多いと思います。
そんな中このティーブレイクはしっかりと紅茶の香りが楽しめる数少ない香水のひとつで、優雅なアフタヌーンティーを連想するような上品な紅茶の香りが楽しめます。
シトラスの程よい酸味も加わり爽やかなレモンティーのようにも感じる、紅茶好きに一度は試して欲しい作品です。
No.2 ラルチザンパフューム ティーフォーツー オードトワレ｜L’Artisan Parfumeur Tea for Two Eau de Toilette
調香師：Olivia Giacobetti（オリヴィア・ジャコベッティ）
おすすめの9つ目の香水は、ラルチザンパフュームの「ティーフォーツー」です。
世界で初めて作られた紅茶と言われているラプサンスーチョンティーを表現した作品となっています。
本格的なチャイのようなスパイスの香りで、特にラプサンスーチョンティーの表現が特徴的。
好みが分かれる香りですが、ハマると独特の魅力があります。シナモンやアニスのスパイス、レザーやタバコのスモーキーな温かみがバランスよく調和しています。
寒い季節にぴったりの温かみを感じる香りで、秋冬におすすめです。
No.1 ルイヴィトン イマジナシオン｜LOUIS VUITTON IMAGINATION
トップ：カラブリアベルガモット、シトロン、シチリアンオレンジ
ミドル：セイロンシナモン、ナイジェリアンジンジャー、チュニジア産ネロリ
ラスト：中国産ブラックティー、アンブロックス、ガイアックウッド、フランキンセンス
調香師：Jacques Cavallier（ジャック・キャヴァリエ）
最後におすすめする香水は、ルイヴィトンの「イマジナシオン」です。
空想の旅から着想を得て作られた作品となっています。
調香師はジャック・キャヴァリエ氏。彼は、ブルガリプールオムやイッセイミヤケのロードゥイッセイなど、歴史的名作を生み出してきた調香師で、世界三大調香師のひとりとしても有名です。
香水界隈でも人気が定着しつつある紅茶系香水ではないかなと思います。
中国産ブラックティーや香水界のホワイトゴールドと呼ばれる香料、アンブロックスを贅沢に使用した爽やかな香りです。
清潔感のあるシトラス系の香り立ちから、スモーキーなティーノートや深みを感じるアンバーノートへの移ろいが綺麗だと思います。
まとめ
今回はお茶の香りのするおすすめの香水を10個紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
よかったらコメント欄等でみなさんが好きなお茶の香りを教えて頂けると嬉しいです。
記事について分からないことや香水について知りたいことなどありましたら是非 X（@MrFragrance_jp)または、コメント欄にリプライを送って下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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