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こんにちは。Mr.Fragrance(@MrFragrance_jp)です。
今回は、日本人に人気の香りムスク系の中でも、ちょっとリッチなこだわりのムスク香水を3つ紹介してみます。
そもそもムスクの香りって何?
ムスクというと、本来ジャコウジカからとれる香料を指す訳ですが、ジャコウジカが絶滅危惧種に指定されていることもあり商業目的の国際取引は禁止されています。
それにより、ムスクはどんな高価格帯メゾンも合成香料で表現をせざるを得ないのですが、開発が進みオリジナルを越えてしまうのではないかというほど良い香りの合成ムスクもたくさん存在します。
また、合成ムスクが広く流通したことにより、その香りの幅も広がったため”ホワイトムスク”という言葉で呼ばれたりしているのが現状です。
今回は、そんなムスク使いが秀逸なムスク系の香水を3つ紹介します。
どれも僕自身が購入し、普段から使っている香りなのでみなさんの参考になると嬉しいです。
それでは日本ではまだあまり知られていない、こだわりのムスク系の香水を紹介していきます。
ムスク系香水ベスト3|男女ともに使えるおすすめの香りを厳選紹介
No.3 ゲラン オーデカシミア オーデトワレ|Guerlain Eau de Cashmere Eau de Toilette
トップ:ベルガモット / マンダリンオレンジ / ピンクペッパー
ミドル:アイリス / ラベンダー /シダー
ラスト:ヘリオトロープ / ホワイトムスク / ベチバー
第3位は、ゲランのオーデカシミア。
今でこそ誰もが知るデパコスブランドのゲランですが、元々は香水を専門で販売していたフレグランスメゾンになります。
その流れはもちろん今も受け継がれていて、継続的に希少な香料を調達できるので、100年以上前の歴史を持つジッキーやシャリマーなど多くの名香を今なお販売できています。
今回紹介する、オーデカシミアは、そんなゲランの高級ライン「ラール エ ラ マティエール」から2014年に発売された新しい作品です。
香調は、みんな大好きホワイトムスクを中心としたモダンな香り。名前の通りカシミアのように、柔らかくて、包み込まれるような滑らかな印象を持ちました。
カシミアというだけあって、珍しく衣服へ付けることも推奨されていて、肌がアルコールに負けて赤くなってしまう方など肌が弱い方にもおすすめです。
比較的さっぱりとした印象ではあるものの、イリスのパウダリーさやムスクの甘さの印象も強く、個人的には秋冬につけて欲しい香水です。
価格は、100mlで24,200円。
No.2 クリード シルバーマウンテンウォーター オードパルファム|Creed Silver Mountain Water Eau de Parfum
トップ:ベルガモット / マンダリンオレンジ
ミドル:グリーンティー / ブラックカラント
ラスト:ガルバナム / ムスク / サンダルウッド / プチグレン
調香師:オリヴィエ・クリード(Olivier Creed)、ピエール・ブルドン(Pierre Bourdon)
第2位は、僕が大好きなブランドの一つクリードの香水を紹介します。
クリードは前述したゲランと同じく、英国発とても長い歴史を持つブランドで約260年の歴史があります。
また、王室関係者に長く愛用されてきた歴史を持つためか、香りやボトルのデザインなどに気品があるのも魅力の一つです。
今回紹介するシルバーマウンテンウォーターは、ブランドのベストセラーで一番人気のアバントゥスに次ぐ人気を獲得している香りです。
シルバーマウンテンウォーターの香りのコンセプトは、「スイスアルプスの雪解け」
コンセプトの通り、フレッシュでひんやりとしたフルーティーさも感じるトップから始まります。
5分ほど経つと、グリーンティーなど穏やかな香りに落ち着いてきて、一気にムスクの甘みが出てきます。
甘いといっても、バニラのようにこってりとした甘さではなく、人肌から香り立つような温かみや色気を感じさせるさっぱりしたムスク香です。
とてもムスク使いが上手いなと感じる一本です。
アバントゥスがメンズライクな香りなのに対し、こちらはユニセックスで使える汎用性の高さがあるので、一本持っておくとどんなシーンにもつけていくことができます。
セレブにも多くの愛用者がいるとのことで、海外ではある程度の知名度がありますが、まだ日本での認知はそこまで高くないので紹介させていただきました。
価格は、50mlで33,660円
No.2 エラケイ ムスクK オードパルファム|Ella K Parfums Musc K Eau de Parfum
トップ:ピンクペッパー / サンドリリー
ミドル:オリバスター / マングローブ
ラスト:ベチバー / アンブロフィックス / ホワイトムスク
調香師:ソニア・コンスタン(Sonia Constant)
1位に選んだのは、エラケイという調香師が立ち上げたブランドの香りです。
こちらは、ブラジルの絶景スポット、レンソイスという白い砂丘から着想した香りで、その白砂を思わせるような、サラサラととした涼しげな香りが特徴。
去年のサロンドパルファンという日本一の香水イベントで初めて試したのですが、気をてらったわけでも独特なコンセプトというわけでもない香りに第一印象から衝撃を受けたのを覚えています。
まず、ムスクを中心としながらも、軽くてソルティなアコードに思わず引き込まれます。
シトラスでもない爽やかで、質感のある香りはサンドリリーの香り。
フレッシュですが、お花の奥にウッディさを感じられるような、落ち着いた爽やかさがあります。
時間が経つごとに、ムスクの甘さやウッディさも増してきて、柔らかさを感じられる香調に変化していきます。
全体を通してさっぱりとしていますが、香り持ちも良く9月のまだ汗ばむ気候で、8時間以上は消えず肌に残っています。
昨年香水イベントで発表されるや否や、香水好きの中で瞬く間に広まり、高価格帯ながらすぐに完売した作品でもあります。
価格は、100ml 37,400円
まとめ
今回は、ちょっとリッチなムスク系の香水を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか?
一概にムスクといっても、どんな香りか想像しづらいのも事実ですが、今回紹介した香りは実際に僕が自腹購入して長く使っている香りなので、自身を持っておすすめします。
他とは一線を画す極上のムスク系香水、ぜひ一本手に入れてみてください!
記事について分からないことや香水について知りたいことなどありましたら是非 X(@MrFragrance_jp)または、コメント欄にリプライを送って下さい。
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