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こんにちは。Mr.Fragrance(@MrFragrance_jp)です。
今回は、僕が最も愛用している好きな香水ブランドの一つである、ペンハリガンの『ジュニパースリング』を紹介します。
ペンハリガン ジュニパー スリング オードトワレの香りをレビュー/Penhaligon’s Juniper Sling Eau de Toilette Scent Review
トップ:シナモン、オレンジブランデー、アンゼリカ、ジュニパーベリー
ミドル:カルダモン、レザー、ブラックペッパー、イリスウッド、
ラスト:ブラウンシュガー、ブラックチェリー、ベチバー、アンブロックス
調香師:オリビエ・クリスプ
Penhaligon’s(ペンハリガン)について
ペンハリガンは、1870年にウィリアム・ヘンリー・ペンハリガンが創業したイギリスの老舗香水ブランドです。
もともと創業者のウィリアム・ヘンリー・ペンハリガンは理容師であり、理容師兼調香師としてヴィクトリア女王に仕えていました。
1903年に初めてロイヤルワラント(英国王室御用達)を獲得し、現在はエディンバラ公とプリンス・オブ・ウェールズの2つのロイヤルワラントを保有しています。
男性向けの高級美容院をルーツに持つブランドであるため、メンズ香水に多くの名作があり、伝統的な香りを大切にしている印象があります。
ジュニパースリングの調香師について
調香師はオリビエ・クリスプ氏。
グルマン系の代表作であるティエリーミュグレーの「エンジェル」を手がけたことで有名な調香師です。
Juniper Sling(ジュニパースリング)の香りをレビュー
”ジュニパースリング”はお酒のドライ・ジンから着想を得て作られた作品です。
森林の中にいるようなスッと鼻に抜ける爽快感と遊び心を感じる、記憶に残る香りです。
香りの展開 トップは、 ジンを思わせるジュニパーベリーやアンゼリカなどのハーブ調のスパイシーな香りから始まります。キリッと冷たい印象を与える、ツンとした清涼感が特徴です。
ジュニパーベリーのひんやりとした清涼感の奥から、ウッディでスモーキーなレザーやブランデーの香りが大人の色気とカッコよさを感じます。
ブラックペッパーが加わることで、少し重い雰囲気がスッキリとした香りへと変化します。
最後にブラウンシュガーの上品なふんわりとした甘さがアクセントになり、ジンの香りに爽やかな甘さを加え、最後の最後まで遊び心を感じる楽しい香りに仕上がっています。
フォーマルな服装にさりげないカッコよさをプラスするのに最適です。
持続時間があまり長くないのが難点ですが、僕はロールオンアトマイザーで持ち歩き、こまめに付け直すことで香りを長く楽しんでいます。
リアルなジントニックの香りがするのでジンの香りが好きな方には、ぜひ一度お試しいただきたい作品です。
ペンハリガン ジュニパー スリング オードトワレのボトルのディテールをレビュー/Review of Penhaligon’s Juniper Sling Eau de Toilette
ペンハリガン ジュニパースリングのボトルのディテール
キャップ部分には蝶ネクタイ風のリボンがあしらわれています。
表のシール部分にエディンバラ公とプリンス・オブ・ウェールズの2つのロイヤルワラントが描かれています。
裏には「PENHALIGON’S LONDON」とエンボス加工が施されています。
ジュニパースリングの感想をぜひお気軽にお聞かせ下さい。皆様の投票をお待ちしております!
まとめ
今回は、ペンハリガンのお洒落なジンの香り「ジュニパースリング」を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
僕は最後あたりに淡く甘いジンのような香りが続くのが堪らなく好きで、ペンハリガンのオリジナリティ溢れる香りの一つではないかなと思っています。
記事について分からないことや香水について知りたいことなどありましたら是非 X (@MrFragrance_jp)または、コメント欄にリプライを送って下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。
Penhaligon’s(ペンハリガン)とは
私たちの物語は、ウィリアム・ペンハリガンという人から始まります。彼は、コーンウォールという場所から来た謙虚な理髪師でした。ウィリアムは王室で働くことになり、ペルシャの王様のひげを整えたこともありました。
ウィリアム・ペンハリガンは、1870年にロンドンのジャーミン・ストリートに理髪店を開きました。彼は専属理容師として働いていたトルコ風呂からアイデアを得て、1872年に最初のフレグランス「ハマムブーケ」を作りました。
出典:ディプティック公式(https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/c/about-diptyque.html)
ジュニパースリングについて
誰かジン好き?フレッシュなジュニパーの香り。アンジェリカとブラックペッパー。温かいスパイスと温かいハート。このオードトワレは複雑なカクテルだ。ダブルでどうぞ。
ジュニパー・スリングは、ジンの爽やかなカクテルショットで、ロンドンの爛熟した20年代の若者たちへの遊び心と冷たさ、そしてミステリアスなオマージュである。
出典:ペンハリガン公式(https://www.diptyqueparis.com/ja_jp/p/orpheon-edp-75-ml.html)
ジュニパースリングの香りのピラミッド
トップ | シナモン、オレンジブランデー、アンジェリカ、ジュニパーベリー |
---|---|
ミドル | カルダモン、レザー、ブラックペッパー、オリスウッド |
ラスト | ブラウンシュガー、ブラックチェリー、ベチバーアンブロックス |
ジュニパースリングの印象
僕が感じたジュニパースリングの印象を紹介していきます。
種類 | オードトワレ |
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系統 | ウッディ |
持続力 | 約3時間 |
性別 | ユニセックス |
季節 | 春、夏 |
シーン | キリッとしてるからビジネスにも、カジュアルにもあう万能さがある |
印象 | 爽やか、涼しげ |
ぜひ一度、試してみてください。
最後にペンハリガンの香水をランキング形式で紹介しています。
こちらの記事ではペンハリガンのおすすめの香りを紹介しています。よろしければご覧ください。
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