CREED(クリード)最新作の香水「アバントゥス コロン」を購入レビュー

 

今回はクリードの最新作アバントゥスコロンを購入したので早速レビューしていこうと思います。

 

実は2018年にはすでに発表されていたアバントゥスコロンですが、用意に時間がかかったのか、発表までの期間が長引いておりました。

2019年の6月にようやく発売され、世界各所で大きなローンチイベントも行われていおり、YOUTUBEでもその映像が公開されています。

今回レビューするにあたって、まずはクリードというブランドについて少し紹介します。

 

クリードとは

 

クリードは1760年にイギリスで創業された250年以上の歴史を持つ老舗メゾンブランドで、高級なイメージの強いブランドです。

一番人気のあるアバントゥスの現在公式オンラインでの販売価格が、100mlで435ドル(約47000円)。

一般に高級と言われているシャネルやディオールの香水と比べても約5倍も高いとても高価な香水ですが、世界の香水ファンを中心に非常に高い人気と知名度があります。

腕時計だとロレックス、車会社だとメルセデスベンツのようなイメージの伝統とラグジュアリーなイメージを兼ね備えたブランドです。

個人的にメンズ香水でのヒット作が多い印象が強く、グリーンアイリッシュツイード、シルバーマウンテンウォーター、アバントゥスなどが代表的です。

最近は急激な値上げや(これはどのブランドもそう)、香りが安定しない(ロットによって香りが異なる)などいくつかの問題を抱えながらも、

豪華で格式高いイメージのブランディングに魅力を感じられずにはいられない、そんなブランドです。

最近は現在メインで調香している6代目オリビエ・クリードさんから息子さんの7代目アーウィン・クリードさんへの世代交代が着実に進んでいる印象で、ブランドイメージも若返りが行われています。

YOUTUBEなどSNSにも積極的に出演されているので、インタビュー動画など探すと結構見つかります。

最近では前述したネガティブな理由もあってか国内正規代理店であったブルーベルジャパンがクリードの取扱を終了したことで国内デパートからも姿を消すことになりました。

 

近代の名香アバントゥス

 

 

アバントゥスコロンを語る上で忘れてはならないのが、2010年に発売され世界中にクリードの名を知らしめたアバントゥス。

ナポレオンをイメージして作られた作品で、クリードの大ベストセラーとして現在も不動の人気を誇っています。

パイナップルのフルーティなノートに少し煙たい男らしさを感じるスモーキーノートが絶妙にマッチし、ムスキーで心地よく香る美しい香りに世界中の香水ファンが魅せられました。

そのせいかアバントゥスに似た香りの作品が無数に作られ(有名ブランドにも多数)、恐らくいまもどこかで似た作品が作られていると思います。

僕も小分けのショップから買ったアバントゥスに試した瞬間から魅せられ、今も大好きな作品のひとつです。

 

最新作アバントゥスコロン

 

 

そんな高級香水として伝説的なヒットとなったアバントゥスのコロンバージョンとして2019年に登場した今作。

2016年に発表されたアバントゥスフォーハーが発売されましたが、あまり特徴のないムスキーな香りというのが僕の印象で、良い香りですがあまりヒットしなかったようです。(持続力は本当に凄い)

ですが、今回の新作には期待しておりました。

というのがアバントゥスの香りは最初試した時から衝撃を受けるほど好きな香りだったのですが、少し香りがカッコ良すぎるというか、つけるシーンを結構選ぶなという印象がありました。

あの美しくスモーキーフルーティーな香りをもう少し軽やかに、そしてカジュアルに使えたらなと考えていたところ、発表されたのが今回の最新作アバントゥスコロンでした。

カッコいいボトルデザインも相まって、迷わず購入を決めました。

そして届いたのがこちら。

 

 

ボトルデザインはぱっと見た感じはアバントゥスの色違いっぽい感じですが、キャップがグレーのつや消しになっていて洗練された雰囲気が出ていて良いなと思いました。

 

クリードはよくボトルデザインを変更していますが、コストカットが見られるところも…

しかしキャップに関しては前のデザインのものより高級感が増していて、天冠のシルバーのプレート部分の素材がプラスチックからメタルに変更されています。

ここは高感度アップです。

 

次は香りの紹介です。

 

香り

 

まずは公式が公表している構成を見ていきます。

トップノート:ジンジャー、マンダリン、ピンクペッパー

ミドルノート:パチュリ、インディアンサンダルウッド、ベチバー

ラストノート:ベンゾイン、バーチ、ムスク、トンカビーン

 

トップからアバントゥスの香りとは大きく異なりました。

せっかくなので手持ちのアバントゥスと比較しながら説明していきます。

まずアバントゥスコロンのトップはマンダリンメインの爽やかなシトラスノート、キンとしたシトラスで甘みが無く少しスパイシーさも感じるキリッとした印象です。

アバントゥスもシトラスから始まりますが、パイナップルの要素が強くアバントゥスコロンと違いフルーティな甘みを感じる優しい始まりです。

アバントゥスコロンのミドルノートはシトラスの影が一気に薄くなりムスキーに変化してきます。

僕の感想ではミドルはアリュールオムスポーツに近い香りに感じてそこに少しヴェルサーチプールオムのような少しメタリックさを感じます。

海外の方にもアリュールオムスポーツとヴェルサーチプールオムのミックスと言われている方がいて、僕も同じような感想を持ちました。

アバントゥスにある、シプレノートをメンズライクに解釈した男らしく野性的なオークモスやバーチのウッディノートを使った”あの”雰囲気はありません。

ラストは一番強くアバントゥスのDNAを感じる部分でバーチのウッディノートやトンカの甘み、僅かにアバントゥスにある特徴的なスモーキーフルーティノートが香ります。

全体的にアバントゥスのDNAを僅かに残しつつも、全く別の方向性で作られたムスキーシトラスの香りという印象です。

 

 

まとめ

 

今回はクリードの最新作アバントゥスコロンをレビューしましたが、いかがでしたでしょうか。

アバントゥスの香りが軽くなったものと思って買うと失敗するかもしれません。

しかしシチュエーションを問わず使える使いやすいコロンといった印象で、香りも6時間以上持つので持続力も優秀です。

アバントゥスはジャケット着用シーンを想像する香りなのに対して、アバントゥスコロンは白シャツにジーンズのようなカジュアルなシーンにもよく合い幅広く活躍出来る香りだと思います。

僕個人の意見では好きなのはアバントゥス。使いやすいのは圧倒的にアバントゥスコロンだと思いました。

感想:アバントゥスの香りははやっぱり素晴らしい。

いつも僕にない視点をくれる密かに尊敬している方がアバントゥスコロンのことをベースの部分を削ったアバントゥスという風に形容されていて、確かに言われてみるとそういう捉え方も出来るなと感じました。

今回の購入は完全に香りを試さずに買ういわゆるブラインド買いでした。

ですが結果今回は買って良かったなと思っています。

余談ですが、僕が頭で思い描いていたアバントゥスコロン像はアトリエコロンのムスクインペリアルが一番近いです。

試されたことのない方はぜひ一度お試しを。

記事について分からないことや香水について知りたいことなどありましたら是非Twitter(@MrFragrance_jp)または、コメント欄にリプライを送って下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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