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7月も終盤にさし掛かり、いよいよ夏本番が近づいて来ましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は2017年7月現在1500種類以上の香水を実際に嗅いできた香水マニアの僕が選んだ夏におすすめのメンズ香水ベスト5を紹介したいと思います。
では早速紹介していきます。
Contents
No.5 ヴェルサーチ マン オーフレッシュ EDT
※写真は私物の100mlボトル
実はこの香水には似ている香りがあります。日本でもベストセラーになっているドルチェ&ガッバーナのライトブルーです。それもそのはず、この2つの香水は調香師が同じです。
出典:http://www.marieclaire.fr/,olivier-cresp-parfumeur-questionnaire-de-proust,703857.asp
上写真のオリビエ・クリスプです。
どうしても香水はブランドの括りだけで考えてしまいがちですが、調香師の括りで見てみると非常に興味深かったりします。この他にはクリスチャン・ディオールのデューンもオリビエ・クリスプの作品です。
このように一人の調香師がドルチェ&ガッバーナ、ヴェルサーチ、クリスチャン・ディオールと数多くのブランドの香水を手掛けていることが分かります。
この香水を5位にしたのは、やはり非常に万人受けする香りだからです。また使っている人が少ないというのも大きな利点だと思います。
実は日本で人気のライトブルーはウィメンズで、メンズのライトブルーは全く異なる香りですが別にあります。このマンオーフレッシュはウィメンズのライトブルーの本来のメンズ版のような感じで、少しムスク、シトラスを強くした香りでより夏を強くイメージさせます。
ライトブルーの香りが好きな方なら、ほぼ全ての方が好きな香りだと思いますので、今ライトブルーを使っている男性の方にはぜひ一度試して欲しい香水です。
No.4 ブルガリ アクア アマーラ EDT
※写真は私物の100mlボトル
4位は日本でも非常に香水のブランドとして馴染み深いブルガリの香水です。調香師は恐らくメンズ香水で日本一有名であろうブルガリプールオムも手掛けているジャック・キャバリエです。
出典:http://www.lesechos.fr/week-end/mode-et-beaute/actualites/0211143437285-le-dimanche-ideal-de-jacques-cavallier-2016236.php#
このブルガリのアクアには他にもいくつか種類があって、中でもアクアマリンはご存知の方も多いと思います。今回紹介するアクアアマーラはメンズのアクアシリーズでは最も新しい作品で2014年発表の作品になります。
香りの方向性は非常にはっきりしていて、オレンジの香りです。しかし、芳香剤などによくありがちな安っぽいオレンジの香りではありません。
独特の苦味やエグみのようなものを感じ、オレンジの香りですが、上品さを感じます。価格も手頃ですので普段のローテーションに変化をつけたり、スポーツをする際や海に出掛ける際などに使用するのに最適です。
※リンク先は持ち運びに便利な30ml筒状のボトルのタイプです。価格も安く近々僕も購入予定です。
No.3 クリスチャン・ディオール ディオールオムスポーツ EDT
※写真は私物の50mlボトル
3位はクリスチャンディオールのディオールオムスポーツで2008年に発表されて以来、傑作として海外では非常に知名度のある香水です。
香水業界でよく知られている生物学者で嗅覚の研究者のルカ・トゥリンが著書でスポーツと名の付く香水で唯一高評価を付けている作品です。彼が高評価をつけた中でも僕自身が一番共感が得られた作品がディオールオムスポーツでした。
香りはレモン、ベルガモット主体なのですが、ラベンダーやサンダルウッドも強めに香るのでただの柑橘系の香水といった感じではなく、深みのある香りに仕上がっています。ですのでジャケットなどフォーマルな服装にも似合う香りです。
ルカ・トゥリンのTEDカンファレンスです。非常に面白い内容になっていますので、時間がある方は是非ご覧ください。
彼の著書で1885種類の香水を5段階評価した本が出版されていますので興味のある方はチェックしてみてください。
日本でも有名なブルガリやシャネルの香水からクリード、バイキリアンなどニッチなブランドまで理由を添えて評価されています。(特にクリードの香水の評価は興味深いです。クリードの香水が好きな方は驚かれるかもしれません。)
意見が非常に辛辣で、好き嫌いがはっきり述べられていますので、非常に面白いです。また、好き嫌いだけではなく、品質や構成、歴史などにも触れられているので、いままでと違った視点から香水を見ることが出来るので勉強にもなると思います。
なんと先日10年ぶりに最新版が発売されました。
今回は前作で取り上げられていなかったメゾンブランドや、この10年の間に発売された新しい香水が評価されています。
もちろん僕は即買いしました。
このランキングのアクアアマーラが新しく載っていて高評価を頂いていました。
まだ英語版だけですが、Amazonと楽天で電子版の取扱いがあります。
1000円程度で手に入るので気になる方はぜひ。
No.2 ヴェルサーチ プールオム EDT
写真は私物の100mlボトル
ヴェルサーチ プールオムを2位にしたのは、香水をいままで使ったことがない方、香水の香りが嫌いという方に一番おすすめ出来ると感じたからです。この香水にも似ている香りがあって、下写真のシャネルのアリュールオムスポーツです。
しかし、嗅ぎ比べたら明確に違いがあって、ヴェルサーチプールオムにはアリュールオムスポーツにある甘みがありません。なので、いい意味で香水っぽさが無いです。価格もアリュールオムスポーツの半分なので、価格の面から見ても、香りの面から見ても非常に手の出しやすい作品ですので、是非おすすめします。
調香師もアルマーニのアクアディジオやカルバンクラインのシーケーワンなどを調香した有名な調香師のアルベルト・モリヤスなので信頼感も高いと思います。
No.1 クリスチャン・ディオール ディオールオムコロン EDT
※写真は私物125mlボトル
夏の1位はディオールオムコロンです。
春のランキングに引き続きランクインしましたが、理由は非常に単純で、僕自身が一番使用頻度が高い作品だからです。この香りが嫌いという方は、ほぼいないと言っていいと思います。高級感のある柑橘系の香りが気に入っていて、フォーマル、カジュアルにも万能に使えるのも良い所だと思います。
調香師はディオールオムシリーズ全般を手掛けているフランソワ・ドゥマシーで僕が一番好きな調香師です。日本でも非常に人気のあるレディースのミスディオールのブルーミングブーケの調香師もこの方です。
出典: https://www.lvmh.com/behind-the-scenes/francois-demachy-at-parfums-christian-dior/
詳しいレビュー記事はこちら

まとめ
いかがでしたでしょうか?遅くなりましたが今回は夏におすすめの香水を紹介してみました。どれも他人とかぶらないおすすめ出来る香水です。この記事がみなさんの参考になったら嬉しいです。
ヴェルサーチ マンオーフレッシュの感想をぜひお気軽にお聞かせ下さい。皆様の投票をお待ちしております!

アクアアマーラの感想をぜひお気軽にお聞かせ下さい。皆様の投票をお待ちしております!

ディオールオムスポーツの感想をぜひお気軽にお聞かせ下さい。皆様の投票をお待ちしております!

ヴェルサーチ プールオムの感想をぜひお気軽にお聞かせ下さい。皆様の投票をお待ちしております!

ディオールオムコロンの感想をぜひお気軽にお聞かせ下さい。皆様の投票をお待ちしております!

最後までお読み頂きありがとうございました。
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香水を持ち運びたいけど、どのアトマイザーを選んだらいいか分からない方は
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とても参考になります。
ありがとうございます。
参考にして頂きありがとうございます。
もう少しで2018年版の夏におすすめのランキング記事をアップする予定にしています!
香水について気になることがありましたら是非気軽にコメント下さい。
それは楽しみですヽ(=´▽`=)ノ
更新が待ち遠しいです(^^)